IMPROVEMENT 海底の環境改善

  • TOP
  • /
  • 海底の環境改善
生態系

豊かな海を取り戻す

当社は、豊かな海を取り戻すために、海底の環境改善に取り組んでおります。
環境が汚染されて海の生態系が崩れてしまうと、私たちの食卓を彩ってくれていた美味しい魚たちが、食べられなくなってしまう恐れもあるでしょう。国や地域などで環境汚染への課題意識は高まってきたものの、今後も豊かな海を維持するためには、まだまだ保全活動が欠かせません。
当社は、未来を見据えて地元の海を豊かにしていきたいと考えており、全力で環境改善へ取り組んでおります。当社と共に生態系のバランスを良くし、魚たちが住みやすい海を取り戻しましょう。

海底耕運で、海の生き物が

生息しやすい環境

海底耕運とは、鉄製の桁(けた)を船で引っ張り、海底を耕す作業のことです。生き物にとって必要な栄養塩という物質などを海底から海中に掘り起こすことで、海の生き物にとって住みやすい環境を生み出せる可能性があります。そして多様な生物たちが生息する健全な海は、温室効果ガスによる熱や二酸化炭素を吸収して気候を調整してくれるため、地球全体を住みやすくしてくれます。
海底耕運は、海の生態系を良い方向に循環させるために役立つとされ、5年、10年先にも豊かな海を残すために必要とされている作業です。国や自治体、大学などと連携して実施も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

海底耕運

海底耕運の流れ FLOW

01

ポイントに向かう

海底耕運を行うために、港から約15分ほどかけてポイントの場所へと向かいます。水深80m~150mの海底谷が耕運場所です。

02

ポイントに到着し、海底を耕す

ポイントに到着後、耕運地点のライン上を走り水深を確認したら作業開始です。沖合から鉄製の桁を投入して浅瀬に向かって耕してゆき、折り返して浅場から深場に向かって再度耕運作業を実施いたします。以上の作業を3~5回繰り返したあと、別のポイントに移動して同じ作業を行います。また、海底耕運を実施する頻度は、月に2〜3回です。

03

ドローン撮影して変化を確認

年に1度、ドローン撮影を行い海底の状態を観察し、改善点を探ります。海底に改善すべき点があれば、ドローンの情報をもとに計画を練り遂行いたします。